
◆自らとは違った人間を演じ観る者を別世界へと誘う。才能と体力そして運気も必要
最近は俳優がテレビ番組の司会をつとめたり、バラエティー番組に出演したり、また人気歌手が映画に出演したりと、俳優、タレント、歌手の線引きがなくなってきています。しかしいずれにしても、本来の俳優の仕事は、舞台・映画・テレビ・ドラマなどで、登場人物を演じることです。それぞれのジャンルで演技の質は異なりますが、いずれにしても仕事の基本は台本に従って演技し、観客や視聴者を楽しませ、夢や希望を与えることにあります。劇団やプロダクションに所属するか、フリーランスとして活躍します。
俳優に必要なものは演技力や個性はもちろんですが、リハーサルやロケでは、かなりハードな環境下で仕事をするケースもザラなので体力が必要です。
ミュージカル俳優に必要なものは、演技・歌・踊りの3つの技能であり、このどれが欠けてもミュージカルは演じられません。そのためには、俳優・声楽家・舞踏家としてのそれぞれの基礎訓練が必須となります。
現在、ミュージカル専門劇団がいくつかあり、ミュージカル専門の俳優が所属しています。一般の劇団やプロデューサーシステムによりミュージカルが上演されることもあり、ふつうの俳優がミュージカルを演じることもめずらしくありません。
また、舞台だけでなく、映像分野でもミュージカル映画が制作されており、ミュージカル俳優が活躍しています。
映画出演を中心に活動する俳優。またその出身者。繊細な演技力と合わせて、タレント性のある容姿やスター性も求められる。プロダクションの養成所に入ることからスタートする場合が多いです。
創作劇や翻訳劇といった新劇を演じる俳優。新劇の劇団に所属し、そこで実力を付ける。他の劇団の公演に出演したり、映画やテレビで活躍する人も少なくない。
いわゆるコメディアン。観客を笑わせる演劇や軽演劇で活躍する。落語家や漫才師の出身というひとも多い。テレビのバラエティ番組やショーの司会といった仕事もある。
映画やテレビで危険な役を替え玉として演じる。

◆何でもこなすマルチ人間。個性とネタのセンスで視聴者の心をつかむ
お笑いタレントと一口に言っても、劇場などのステージやテレビのお笑い番組、面白い話のできるタレントとしてクイズやトーク番組へ出演したり、ドラマや映画への出演も多い。その他、レポーター、ラジオのパーソナリティなど、その活動の場は実に幅広い。今やお笑いタレントは「笑いがとれる」だけでなく、社会人としての一般常識はもちろんのこと、文化人とトークができたりという幅広い要素が求められているのです。
バラエティー番組などで活躍するお茶の間の人気者。バラエティー番組のなかでタレントに求められる役割が多様化しています。司会、進行、レポート、リアクション、演技、歌、さらにコンビやグループとしてだけでなく一人のタレントとしての技量にまで至り、最近では、俳優、歌手などの境目がなくなりつつあります。
ユニークでインパクトのある個性、アドリブのセンス、親しまれるキャラクターがたいせつです。歌やダンス、演技などの基本にはじまり、個性を引き出す専門的なレッスンが必要です。

俳優になるには、スカウトやオーディションを受け、芸能プロダクションに所属する、または演劇関係の大学や専門学校、劇団や芸能プロダクションの俳優養成所に通って学ぶなどの方法があります。一般に俳優養成所はプロ意識が高い人が多く、演技指導もきびしいようです。いずれにしろ誰もが憧れる職業なので大変狭き門。売れるまで頑張るという強い意志が必要です。
芸能プロダクションや劇団などに所属するのが一般的。新人の場合は、ライブ活動などを行いながら、テレビ番組やCMのオーディションなどに挑戦します。狭き門ではありますが、出演して認められればレギュラーに抜擢されたり、他の出演依頼が飛び込んでくるチャンスもあります。また、売れっ子になればフリーランスとして活躍したり、個人事務所を設立する道も開けます。

何よりも演技をすることが好きという気持ち。そして、実際に名前などがある役をもらえるまでに何年もの長い下積み期間があるので、、それに耐えられる忍耐力があることが重要です。