
◆音楽業界唯一の技巧派職人。一流の楽器はもはや芸術品
楽器ごとに求められる技術が異なっていますが、専門技術が求められるという点は同じ。楽器製作職に就く方法には2つあり、1つは、楽器メーカーや工場に就職して働く。もう1つは、職人に弟子入りして修行を積む。楽器を作ることにかわりはありませんが、前者は工場での大量生産で、後者は職人的に一点一点を仕上げるという大きな違いがあります。ただ、海外では職人が工房を構えて楽器を製作している例も珍しくありませんが、日本ではまだまだその数が少ないのが実状です。
楽器メーカーの新卒初任給は17~20万円程度。弟子入りした場合は、副業で生計を立てる必要もあるでしょう。

大手の楽器メーカーのや中堅メーカーの下請け工場は首都圏ではなく、長野や岐阜などの地方にある場合が多いので、その地方の若者が採用される傾向があります。逆に小さな工房などでは、そこから即収入に繋がる可能性は極めて低いでしょう。
1番確実なのは、楽器制作を教えてくれる学校に入り、そこからの就職を目指す場合です。楽器メーカーが運営している学校も多いので、自分がどのメーカーで働きたいかを明確にして学校を選ぶのもいいでしょう。

最近は工場での大量生産が主流ですが、アコースティックギターなどなどは、手工的に作られることが多く、そうした際には手先の器用さや技術が必要になってきます。
オリジナルの楽器をつくる際は、デザインセンスなども必要になってくるでしょう。