ピアノ調律師

◆どんなピアノでもベストコンデションに保つチューニングドクター


 ピアノ調律師とは、ピアノの音を正しくチューニング(調律)する専門家です。コンサート用のグランドピアノから家庭用のアップライトピアノ、学校や音楽教室のピアノまですべてのピアノが対象です。ほとんどの楽器のチューニングは演奏者自身がおこないますが、ピアノにだけ調律師という特別な職業があるのは、他の楽器にくらべてピアノの構造が非常に複雑であるためです。
 仕事内容は、音楽的原理に基づく基本的な音程をつくる作業と、ピアノがベストコンデションで音を出すための「整調」、イメージ通りの微妙な音をつくり出す「整音」などです。調律師になるためには高度な技術が必要で、手先の器用さや音を完璧に聴き分ける耳のよさが必須とされています。
 ピアノ調律師のほとんどは、ピアノを製造している楽器メーカーや楽器販売店に勤務しています。また、独立して自営するケースもあります。なお、コンサートチューナーと呼ばれる人は、コンサートにおける調律の専門家で、有名ピアニストと専属契約を結ぶケースもあります。

ピアノ調律師をめざせる学校

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つくには?

 日本には約4,000人のピアノ調律師がいるといわれています。ピアノ調律師になるには、ピアノの構造から理解しなければならないので、独学ではむずかしく、音楽系大学や専門スクールの調律科や、大手ピアノメーカーの養成施設などに入学して、知識と技術を修得することが必要です。

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向いている人は?

 まず何よりも必要なのは、ピアノに限らず道具を大切にする心。そして、数ミリ単位での調整を必要とする場合もあるので、緻密さと根気強さも必要になります。高度な技術を必要とする仕事なので、強い向上心が大切です。

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